暑さ寒さも彼岸までとは本当ですね。少しずつ暑さが和らいできておりますが皆さまいかがお過ごしですか?
政淳寺ではお彼岸のお中日(9月22日)に合わせて本堂にてミニ展示「世界の不思議な弔い展」を開催しております。
今回の展示会では「死をカジュアルに語るDeathカフェ」を開催する若手僧侶有志の会であるワカゾー中心に作成した世界中の死生観を可愛らしいイラストと文章で表現した【死生観光トランプ】から数枚を抜粋し展示させてもらいます。お墓参りの際には是非本堂へも足をお運びください。
時代と地域が違うとはいえ、展示されているものはどれも実際に行われてきた弔いの形です。中には本当だと思えないほど不思議なものもあるかもしれません。
先人達は「死」によって故人との関係が断絶されてしまった様に感じる中にも、それぞれが受け継いできた「弔い」を通じて、生前とは違った形ではあるけれど、故人との関係性をつむぎ直す方法として「弔い」の在り方を脈々と受け継いでくれた様に思います。
展示会で紹介している様々な「弔い」の在り方は、時間と場所が違ったとしても私たちが大切な人を亡くすことで悲しみを抱えていたり、言葉にできない思いを抱えてきた中にも1人ひとりが確かに生きてきた証があることを教えてくれているのかもしれません。
是非、その時代や文化を生きた人々のことに思いを馳せながらご覧いただければ幸いです。
▶︎今回ご提供いただいた死生観光トランプ・ワカゾーが開催するDeathカフェについて
https://wakazo-deathcafe.com
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